ダンガンロンパ3絶望編10話を見た感想と「九頭龍冬彦が洗脳されるとしたら」という妄想
ダンガンロンパ3絶望編10話を見ました。
七海が死んでしまったのには絶望です。
朝から見たのですが、辛すぎる…。
ただ、七海が殺されるのを見て、絶望するのは分かるのですが、あれで77期生が全員、洗脳されるってのはちょっといただけない。
さすがに、力技過ぎでしょ。御手洗のアニメの力がいくらすごいと言っても、これじゃあ、ちょっとリアリティがなさすぎる。ドラえもんじゃないんだから、すごい性能があるメカニックや装置ですぐさま洗脳ってのは無理がある気がする。
絶望に至る過程を教えてくれるものだとしたのに期待が背かれた。
私の妄想では、もっと絶望に至る過程を各キャラクターごとにいい感じに描いてくれて、毎週、鬱になりながら見ることを考えていたのに…。
ということで、妄想タイムに入ります。
【九頭龍】
トワイライト事件の後からいい感じで絶望していきます。なぜ妹が殺されたのか、そのことに悶々とする九頭龍。妹を守れなかった罪悪感と犯人が誰か分からない焦燥感。
しかし、ついに佐藤さんが犯人だと分かり撲殺!
ここから、冬彦たんの絶望が始まるんですね。
妹・菜摘の復讐をした後、罪悪感に刈られる九頭龍。そこに、江ノ島盾子が現れて、妹・菜摘が殺されるシーンをビデオで何度も見せられる。もちろん、九頭龍は体を椅子に縛りつけられて、眼球かっぴらきにされて、その映像を何度も見せられる。
「助けて…お兄ちゃん……」って言って死んでいく菜摘。
九頭龍たんは逃げられず、その映像を何時間も見せられる。
周到な江ノ島はその後、九頭龍家や関係者もろもろが菜摘の死に悲しんでいるところまでもビデオで撮ってる。悲しみにくれる自分を含めた関係者の映像も見せる。
んで、ここからですよ!
これを次は、佐藤さんのバージョンでやります。
藤さんが同じく死んでいくところと、佐藤さんの関係者が悲しみにくれるところを見せつける。ここで、九頭龍の中にある罪悪感を無理やり喚起するんです。九頭龍の心の中でくすぶっている闇を無理やり引き出す!
自分のやったことの重さを自覚させられる九頭龍。殺人の重みを何度も何度も自覚させられる。凶器の重さや人を殺したときの抑えようもない吐き気など、そりゃ何度も。
超高校級の極道と言っても、まだ高校生。人を殺した罪悪感と生理的な嫌悪感はそう簡単に克服できないはず…。(大人でも克服できないと思うけど…)
菜摘が殺される時に大粒の涙を流して号泣する九頭龍。
その後、自分が佐藤さんを殺す映像を何度も見せられて吐瀉してしまう。
最終的には、頭が真っ白の茫然自失となって椅子に拘束されたままだらしなく失禁。
そして、ついに、「殺人を犯したことの罪悪感」と「殺人者になった自分への嫌悪感」から冬彦たんは脳みそクラッシュ。
あとは、江ノ島に都合のいい思想を耳元から吹き込めば洗脳完成!
(一度、脳みそを空っぽにしてから、都合のいいことを吹き込むのが洗脳の常套手段だからね。)
絶望に染まった九頭龍冬彦ができるというわけです!
…と、妄想してみました。